総肺静脈還流異常

娘が生まれた時、小さめだったけど異常無し。
しかし9時間後、酸素濃度が低下しているからと救急車で大きな病院に搬送→更に専門病院に搬送
→緊急手術(夜中〜未明に5時間程)

産後の眠気と戦いつつ、夜中の緊急手術の無事を願うという経験をした。
結果手術は成功し、伝えられたのがこの総肺静脈還流異常という名前。

え…?なんて?
三心房みたいな状態。
えっと…?

まず心臓の4つの部屋の名前から思い出す。
娘の場合、心臓の中に普通はない壁があり、上手く血液循環が出来ないから、また別の管を作っていたとのこと。
手術では壁を取り除き、管を縛ったそう。
心臓に穴が開いてるケースは多いが、壁は少ないようで、先生も迷いながらも的確な判断をしてくれたと聞いた。

その後はICUにしばらくいて、後にNICUへと移り退院。(生後1ヶ月半くらいかな)

何故か手術中も、助かるとしか思っていなかった自分が不思議でならないと今でも思う。
母にしか分からない娘からのサインがあったのか、チアノーゼで苦しそうな姿を見てないから楽観的になったのか、はたまた出産で体力が無くなりすぎて無意識に自己防衛していたのか。
でも救急車に乗るとき、小さなペットの様にカゴに入り私の元から離れて行った姿は忘れない。

母子それぞれの入院生活の続きは、また。